春も近づき各社よりアウトドア製品の新製品発表が続いています。今回はその中からコールマンの新製品について発表の中身から気になるものをピックアップして見てみましょう。
テントについてはツーリングに使えそうなものが3種類出ていました。詳細を以下に書いておきます。
Coleman(コールマン) コンパクトツーリングテント/LX 170T14400J
ぱっと見コールマンのコンパクトツーリングテントSTの2人用という印象です。テント本体の横幅はSTの120cmに対して今回のコンパクトツーリンツテントLXは180cmと1.5倍も大きくなっています。テント高さもコンパクトツーリングテントSTの100cmに対してLXは110cm。滞在型のロングツーリングだとこれぐらいの広さがあると便利でしょうね。
ポールの材質はSTと同じくFRPなので全重量が重くなっているのと、収納時の全長が長いのがマイナス点でしょうか。ポールについてはこれがジュラルミンだと結構評価も変わって来ると思いますね。
Coleman(コールマン) タビト X/2 170T14350J
ネーミングの当て字は「旅人」で決定になりそうなテントですねw
それはさておき、タビトは前モデルからの改良品という訳ではなく新しく作ったテントになるかと思います。
最近はアビアーなどにも採用されているような、アンダーシートがフライ下まで伸びている、言わば土間のようなエリアがこのタビトにもついていますね。汚したくないものを置いておくには便利だと思います。
ポールもジュラルミン製ですし、収納サイズもコールマンにしては頑張って50cm強のサイズに納めています。
よく見てみると、メインのポールがクロス(交差)しておらず、トンネルテント+補強フレームという構造になっています。その分天井方向もインナーがすぼまっていないので頭上の広さは感じやすいでしょうね。トンネルテントの亜種である以上、ペグダウンをしっかりしておいた方が良さそうです。
Coleman(コールマン) ワイドツーリング X/2 170T14300J
こちらも1〜2人用の前室が広いテントです。以前ラインナップされていたコールマンコンパクトツーリングテントEXの実質上の後継機種ではないでしょうか?
前モデルで難点だったのが、本体横幅が意外と狭い・後室側に換気窓がないので風通しが悪いというのがありました。今回のワイドツーリングX/2ではテント本体の横幅も150cmとかなり余裕を持って作られているのが判ります。(後室換気窓については確認できず…)
収納サイズも今回紹介したモデルの中では一番長さが短く、パッキングにも苦労しなさそうです。難点とすればやはり値段でしょうね…でも小川テントのステイシーIIもこれ以上の価格なので、これはこれでアリなのかもしれませんね。
執筆者:dgr
バイクツーリングにハマり続けて早何年...
最近は秋〜春の寒い時期のキャンプが心落ち着いていい感じです。
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