焚火グッツ比較

炭火焼きや直火禁止のサイトで重宝する焚火台。最近はお手頃な値段の物も増えているので 、その中で3つのメーカーの品を比較してみます。

今回のエントリーは
・スノーピーク、焚火台S
・ロゴス、ピラミッドグリルM
・ハイマウント、ファイヤーボール
(恐らくロゴス等と同じもの)

おおよその形状比較はこちら
展開時の釜の実寸で、収納時はメーカー公表値です。
SANY0092_R.jpg

左・焚火台(1.8㎏)
釜上部280×280㎜、高さ205㎜
(収納時350×410×25㎜)

右・ピラミッドグリル(2.2㎏)
釜上部320×320㎜、高さ205㎜
(収納時310×310×55㎜)

上・ファイヤーボール(0.3kg)
釜直径280㎜、高さ80㎜
(収納時直径175㎜、高さ75㎜)

では個人的なインプレを。

焚火台・一番構造的に簡単であり且つ頑丈。素材はオールSUSで厚みもあり熱での歪みも無さそうです。上に板を置いて椅子代わりにしても問題無い位しっかりとしています。そして組立て・片付けも至極簡単で、折りたたんだ状態から開くだけの1秒組立てでき、灰が下に落ちる事もほとんどありません。
短所ですが、なんといっても値段が高い事でしょう。他の2品と比べても2倍で、シンプルな構造でここまで高いのは・・・素材のSUS304が高いのかブランド代なのか、頑丈とはいえ納得しづらい値段です。 もう一つは下に灰が落ちにくい構造の欠点か、しばらく使うと下に灰が溜まり空気の循環が悪化して火力が落ちてきます。しかし火力の低下も全く問題ないレベルでもあり、昼から夜まで炭を使いっぱなしでもなければ大丈夫です。

ピラミッドグリル・形状は焚火台を真似た様な形ですが、焚火台の半額以下で釜の容量は一番であり天板の網も大きく使えます。素材はSUSとスチールで、逆ピラミッド下部の横に2つ開口部があり、空気循環がいいのか火力の低下もしづらいです。炭の容量もあって、この3品では一番火力があり焚火をするにもその大きさから使いやすいです。
短所は構造がピラミッド・台座・灰受け板・網と、天板の網を除いても4ピースなので組立てが面倒です。それでも30秒足らずで組み立てられますし、普段焚火台に慣れてるせいでそう感じるのかも。そして焚火台と比べて華奢な感じで、人が座るとパーツが曲がりそうです。ピラミッド部はSUSと思いますが、薄めな感じで熱歪みが生じるかも。後は大きな開口部のせいで灰が下に落ちやすいです。

ファイヤーボール・なんといっても安い! 花弁を全開にすると結構な広さになるので焚火も可能です。キャプスタ・ロゴスと全く形状が同じなのは何でしょうね?
短所は値段と構造的にしょうがないのか非常に脆そうです。人が乗ると間違いなく崩壊します。 花弁の根元はフック状で止めてあるので、ここが少し開くだけで花弁が外れたりずれ易いようです。収納時の形態は人によってパッキングしづらいかも?後こちらのレポも参考になります。

総評としてどれがお勧めかとなると、今から焚火・炭焼きをどんどんやるって人にはピラミッドグリル、試しにやってみたい程度ならファイヤーボール等をお勧めします。どうしても焚火台の値段は頑丈さでは他2つと比べ物にはならないとはいえ・・・ピラミッドの1000円増しぐらいなら一押しなんですけどねぇ。

執筆者:あっき~

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コメント / トラックバック 2 件

  1. dgr より:

    ファイヤーボール持ちの私ですが、ピラミッドグリルの汎用的な所は魅力的ですね。
    焚火だと案外難しいかもしれません>ファイヤーボール
    もっとも私にあまり焚火スキルが無いってのが大きいと思うんですが…w

    #画像アップロード用のヘルプを「ヘルプページ」に載せてみました。
    #よろしければ参考にどうぞ…

  2. あっき~ より:

    画像アップに不手際があったようですみません。
    普段お手軽なブログに慣れてしまって、画面の説明が横文字ばっかりになると混乱してしまいますね…いかんいかん、阿呆がばれ(ry

    >ファイヤーボール
    焚火は小枝でやる程度かもしれませんね。薪だとフック部が開くかな?
    しかしあのコストパフォーマンスは素敵ですわ。

    なんだかんだで自分の焚火台を気に入っていますけど。
    ピラミッドグリルと比べても相当頑丈です。

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