RAWデータでの撮影

現在使用中のカメラがRAWデータの記録に対応している物であればRAWでの撮影をおすすめします。

その理由とは

後から露出補正が出来ること(jpgに比べて画質劣化が最小限に抑えられる)。RAW現像ソフトにもよりますが、大抵前後半段程度は調整しても画像の劣化が判らないので風景なら1段アンダー+適正+1段オーバーと三枚撮っておけば半段刻みで-1½〜+1½までカバーした事になります。これだけ出来れば大抵の場面では対応可能だと思います。
例としてチャートを作ってみました。
____________S.jpg
元画像に対してプラス補正、マイナス補正それぞれ約1段分の補正を掛けてあります(写真が小さいので今回は判り易くする為)。
縦の列に並んだ写真の中でどの明るさが好みでしょうか。たぶん人それぞれだと思います。プラス補正の写真が好きなヒトにはプラス補正でのデータが適正露出であり、元画像の明るさが好きなヒトにはそれが適正露出なのです。
でも実際の現場ではカメラのモニターではこの違いは慣れないとなかなかすぐには判断がつきません。そのために「迷ったらRAWで前後3枚撮っておけ」という事なんですな。

次に、もう左右の写真に目が行っていると思いますがホワイトバランス。
晴天や曇り等はっきりしている場合はカメラでそのモードに設定すればいいが室内や夜景、夕景など迷う場面も多々有りますね。
これも後から変更可能。
いずれも元画像データから現像レシピを変更しているだけで、撮影した写真は1枚だけなのですが相当印象が違って見える事と思います。
作例写真の日の出をあえて色温度低め(3200Kケルビン)に設定してさわやかな早朝にしてもいいし、逆に色温度高め(7500K)にしてドラマチックに演出するのも有りでしょう。
このように1枚の写真からこれだけ画像調整の可能性を持たせる事が出来るRAWデータを使わない手は無いです。
RAWで撮影しておけば帰宅後に何度でもやり直して自分好みの色に仕上げられます。市販の現像ソフトによっては色温度だけでなくRGBやCMYの各カラーチャンネルごとに調整できる物も有るのでそれらに挑戦してみるのもいいでしょう。
この機能のおかげで自分はカラーフィルターを持ち歩かなくなりました。

ちなみにRAWで撮る時もWBのセットは行います。
コレはカメラの液晶モニターやカメラ付属の現像ソフトで画像を表示する時の目安になるだけで、あとでどーにでもなるのでとりあえずAutoにでもしておけばいいでしょう。同様に「風景」「ポートレート」「モノクロ」などの各社呼び名が違うカラーモード設定もRAWデータに直接影響はしません。どちらもjpgデータにのみ関係します。ただし純正現像ソフトを使うとこれらのカラーモードをRAW現像時に反映させる事が可能です。

その他には
上記の色・明るさの他にコントラスト、シャープネスなんかもjpgデータと違って後から加減調整でき、元画像のRAWデータには手を加えないので迷ったらRAWと考えていいと思います。無論カメラ内で生成されるjpgよりも確実に画質は上です。画質は現像ソフト次第な所も有るので今後の現像ソフトが進歩すれば更なる画質の向上も望めますからね(jpgデータはメモリーに記録された時点で画質が決まります。あとは調整するたびに画質低下していく)。

もちろん、ツーリング先でのスナップ等では速写性や写真を配る為のデータの互換性、1枚あたりのファイル容量などからjpgで撮影する事は有りだと思いますし 当方もjpgとRAWを頻繁に切り替えて使い分けをしています(ときどき戻し忘れますが)。

執筆者:かぎまっちょ
キャンプはツーリングの手段として始めましたがいつの間にやら趣味の一つになってました。ソロが主体なので皆さんのキャンプネタに興味しんしんです。 経験値は少ないのであまりネタを投下できませんがよろしくです。
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