デジカメ、携帯電話、GPS、(あるいはノートパソコン)等々、意外とツーリングに持って行く電化製品は多かったりする。
1泊程度のキャンプツーリングとかならあまり気にならないが、長期キャンプツーリングをするようになると、これらの電源の確保に皆さんいろいろな工夫をされているのではないだろうか。
自分場合はというと、バイクにシガーソケットをつけてインバータを使っている。
インバータの利点は、ACアダプタ等がそのまま使えるっていうことに尽きますね。
自分の所有している二つのインバータについて書いてみたいと思う。
最初に買ったのは、セルスター工業(株) 「HG-150/12V」。
仕様は以下の通り。
入力電圧 DC12V(動作電圧範囲11V~15V)
出力電圧 AC100V
瞬間最大出力 300W(0.1秒以内)
最大出力 150W
定格出力 120W
出力周波数 55Hz
出力波形 矩形波
回路方式 P.W.M.方式
コード長 90cm(15Aヒューズ内臓)
本体サイズ 79(W)×122(D)×41(H)mm(突起部除く)
本体重量 490g
コンセント口は1つ。値段は、実売で3000円前後でしょうか。ケーブルは直接本体から生えていて、脱着は出来ません。
自分のバイクとの相性だと思うが、インバータのスイッチON、繋いだ機器のスイッチもON状態でバイクのメインスイッチを入れると、保護回路が働いてしまうこと。インバータのスイッチをOFFの状態でメインスイッチを入れるか、インバータのスイッチをいったん切って入れ直してやれば保護回路がリセットされて復活するんだけど、ちょっとON/OFFに気を使う奴だった。
こいつの不満は、その事象のためON/OFFが少し使いづらかったのと、タンクバックの中で場所をとる大きさだった。
自分のバイクは樹脂製のタンク故、使えるタンクバッグは小さい物しか無く、インバータ以外にも、ACアダプタ等もタンクバックに一緒に入れることになる。その後、オフ車導入にともなって、さらにサイズ的な制限がきつくなったので、もう少し小さい物が欲しかった。
サイズが小さい物は、やはり回路的な制限も出てくるので、定格出力の少ない(25W~50W程度の)物が多い。
そのくらいの定格出力だと複数機器の使用は厳しいので、出来ればある程度の余裕は欲しい所。
そんな中で見つけたのが、BAL(大橋産業(株)) 「カードインバーター150W」
仕様は以下の通り。
入力電圧 DC12V (動作電圧範囲10~15V)
出力電圧 AC100V
瞬間最大出力 260W
最大出力 150W
定格出力 130W
入力電流 15A(150W出力時)
出力周波数 55Hz (50/60Hz表示機器使用可能)
出力波形 調整矩形波
回路方式 P.W.M.方式
コード長 540mm
ヒューズ 15A(シガープラグアダプターに内蔵)
本体サイズ 63.5(W)×90(D)×14(H)mm
本体質量 95g
こちらもコンセント口は1つ。電源スイッチは付いていません。実売で5000円前後かな。
ケーブル、ソケット部が脱着でき、本体は非常にコンパクト。本体・付属品を収納できるケースが付いてきます。
ケーブルを繋げるとこんな感じ。
HG-150/12Vに対して体積比で1/5位のサイズもさることながら、HG-150/12Vで起きていた保護回路が働く事象も発生しなかったのは、うれしい誤算でした。
実際の所、同時に複数の機器を繋げて使うことも今のところは無いので、最大出力とかの違いは、はっきりとは分からないのが正直な所。HG-150/12Vで不満だった所は解消されたので良しとしてます。
最近は、USBコネクタが付いている物もあるようなので、ちょっと気になっている所。
執筆者:ぅまぅま
→ぅまぅまさんのサイトへ
以前拝見したのは(おそらく)BAL製のインバータですね。
ちら見しか出来なかったんで感じが掴めなかったんですが、
写真を見る限りではZIPPO体積の2.5倍くらい?なんでしょうか。
私も気になってインバータについて調べてみたんですが、
確かに最近の品はUSBもついていて、より便利になっているようですね。
あだたらに持って行っていたのはBALのです。
縦横の大きさだと2.5倍くらいですけど、体積は4倍くらいですかねえ。若干、ZIPPOよりは厚みがあるので・・・。
とりあえずUSBの電源にはJTTのMy Battery Proがあるので、それ用にまたインバータを買うことは無いと思います、いまのところはw
私もBALのサイトを見てたら缶ホルダーに入れるタイプのものを
持っていたことに気づきました。
しかし、バイクで持っていくなら薄型のほうがやはりいいですね。
>>My Battery Pro
また新たなキーワードが…w