キャンプツーリングを始めた頃からシュラフは化繊の物をずっと使いつづけてきたのであるが、今年(2006)になってからダウンシュラフを導入して、その便利さ・快適さにすっかり虜になってしまった。
ダウンシュラフの利点としては、軽量さ・収納時のコンパクトさ・暖かさがあり、化繊のものと比較するとよく分かる。例えば写真に挙げたのは私所有のAlpine Designのダウンシュラフとmont-bellのスーパーストレッチバロウバッグ#1(旧)である。同じような性能だが収納時にはこれほど大きさが違うのである。
ダウンシュラフの欠点としては、高価・取り扱いが面倒という点がある。取り扱いについては後述するとして、「高価」という部分は最近そうでもなくなって来たようだ。というのも最近は化繊シュラフ並の値段でダウンシュラフが入手できることが多く、私のダウンシュラフも秋冬用ではあるが、9999円となかなかお買い得なプライスで購入したものである。
そこで、実売価格15000円以下の割安ダウンシュラフはどれぐらいあるのかを調べてみた。
- Alpine Design ダウンシュラフ500(9999円)
- ダンロップ GFM-16(9800円〜)
- ロゴス ダウンシュラフ600(12800円〜)
(Alpine Designはスポーツオーソリティ、ダンロップとロゴスはnaturumおよび楽天にて検索)
モデル数は少ないが、現時点では上記3つが15000円以下で購入できる割安ダウンシュラフである(他にも購入可能なものがあればタレコミを希望)。
#KERMAのシュラフは見付からず…残念
これら割安なシュラフはダウンの素材の質がmont-bellやイスカの高級モデルに比べると(当然のごとく)だいぶん低い。例えばフィルパワー(簡単に言えばダウンの復元力)で言えば割安モデルが400〜475であるのに対して、高級モデルは700ぐらいは当り前、といった感じである。
またフィルパワーが高い方がロフト(ダウン層の厚さ)が稼ぎやすいので、ダウンの重さが同じであれば高級モデルの方がより寒い温度まで対応出来る。
登山、それもテント泊に使うのであれば高級ダウンモデルが欲しくなるところであるが、バイクツーリングでは冬場はそれほど寒い場所には行けない(路面凍結&積雪する)事からこれら割安モデルにも使い道が出てくるだろう。
私はAlpine Designをチョイスしてみたが、他の二つのモデルを使っている人がいたらインプレをば…
ダウンシュラフの取り扱いについて
- 復元力が高級モデルに比較すると弱いので、ツーリングから帰った後はすぐ保管用の袋に入れておく事
- ダウンシュラフは濡らさない。シュラフカバーと併用すると良い
執筆者:dgr
バイクツーリングにハマり続けて早何年...
最近は秋〜春の寒い時期のキャンプが心落ち着いていい感じです。
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